公務ネットニュースNO.1138(3/6)

25春闘ヤマ場にむけて奮闘を誓い合う
= 3・6中央行動に3,000人の仲間が総結集 =

 国民春闘共闘・全労連は3月6日、 全国食健連、建設アクションなどと共同し、25春闘のヤマ場にむけて「国民春闘勝利! 3・6中央総決起行動」を実施しました。
 全国から3,000人が集まった総決起集は、日比谷公園野外大音楽堂をあふれさせ、大幅賃上げにむけてたたかう決意を固め合う場となりました。
 全労連公務部会・公務労組連絡会は、中央行動に結集するとともに、独自に人事院前での要求行動を実施。「賃金をあげろ!要員を増やせ!格差を改善せよ」など、切実な要求の実現にむけて奮闘しました。

(人事院前)物価高と人不足で職場要求は切実

 

人事院前行動

 総決起集会に先だってとりくまれた人事院前の要求行動には、「大幅賃上げ実現!あらゆる格差の解消!非正規公務員の雇止めは許さない」の要求のもとに、公務各単産の仲間が集まりました。

 主催者あいさつした桜井公務労組連絡会議長は、「32年ぶりの2%を超える昨年の人事院勧告は、全国の運動の到達点だが、一方で中高年層の賃金はまったく改善されていない。正規・非正規、すべての年代層の労働者の団結で、要求実現へ奮闘しよう」と呼びかけました。

 公務労組連絡会の吹上事務局次長の情勢報告を受けて、5人が決意表明し、国公労連・国土交通労組羽田航空支部の参加者は、「物価高騰に見合う賃上げになっていないと、野菜など買い物をすると実感する。子育て世代、中高年職員にとっては深刻だ。すべての世代の賃上げを求めてたたかっていく」とのべました。

 全教からは、「子どもたちに必要な教育を保障するため、教職員を増やし、時間外勤務手当を支払う仕組みをつくることが求められている」(愛知県高教組)、「教職員の人員不足は深刻だ。多くの学校で人員定数を満たせておらず、例え定数を満たしても、教職員が足りないという事態になっている。職場への人的な支援が必要である」(香川県高教)との訴えがつづきました。

 国公労連・中部ブロック国公議長は、「国家公務員として長年勤めてきた高年層の賃金が物価高に追いついていない。すべての世代が安心して働ける職場をつくることが、日本経済全体の発展につながる」とのべ、山口自治労連からは、「人事院はアップデートで中高年層の給与を上げるとしているが、山口県では『アップデート』の対象者は、職員全体の1%にすぎない。引き続き運動を強めていく」と決意表明しました。

 最後に公務部会代表委員の日巻郵政ユニオン委員長のリードで、力強くシュプレヒコールを人事院にぶつけ、要求行動を終えました。

以 上

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