高物価つづくもと賃上げ要求はさらに切実に
= 25年春闘統一要求書を政府・人事院に提出 =
公務労組連絡会は2月17日、政府・内閣人事局および人事院に対して、「月額28,000円以上、時間給200円以上」の賃上げをはじめとする25年春闘統一要求書を提出しました。
要求書提出には、香月事務局長、西・吹上の各事務局次長らが出席、政府・内閣人事局は渡辺耕次参事官補佐(写真右)が、人事院は吉田道代調査官がそれぞれ対応しました。
いますぐにでも賃金改善勧告を出せ
政府・内閣人事局への要求書提出にあたって香月事務局長は、「実質賃金は3年連続でマイナスとなり、昨今の高物価に賃上げが追いついていない。生活改善できる大幅賃上げは、待ったなしの課題だ」とのべ、使用者責任をふまえた今春闘での賃上げ回答を求めました。
人事院に対しては、「物価の高止まりの実態をふまえれば、夏まで待たずに、この春闘期に賃上げ勧告を出すべきだ。民間企業は4月に賃金が改定され、一方で公務員はクリスマスまで賃上げなしという現状を変えるため、人事院は真剣に検討せよ」と求めました。
これに対して、内閣人事局の渡辺参事官補佐は、「要求の趣旨は承った。要求事項は多岐にわたっているため、検討させていただいた上で、しかるべき時期に回答を行いたい」とのべました。
公務労組連絡会は賃上げなど切実な要求の実現にむけ、各地のとりくみを積み上げ、3月下旬での春闘期の回答引き出しに全力をあげます。
以 上
【添付資料】
(1)人事院あて2025年春闘統一要求書
(2)政府あて2025年春闘統一要求書
(3)公務員制度に関する要求書