石破内閣は人員確保と予算増額を!
= 師走の繁華街で宣伝行動 =
全労連公務部会は12月12日夕刻、JR有楽町駅前で宣伝行動にとりくみました。クリスマスも近づき多くの人が帰りを急ぐ駅頭で、「あなたの声で 大幅賃上げへチェンジ!」と秋年ビラを配布しました。公務各単産から60人が参加しました。
全国どこでも公務公共職場の人員不足は深刻
公務部会の桜井眞吾代表委員は、「軍事費拡大による増税に加え、値上げが止まらず生活は苦しいままだ。賃金が上がったと言われているが、非正規雇用への置き換えで平均賃金は実質的には下がっている。生活改善できる社会をつくっていこう」と、宣伝カーの上から呼びかけました。
全教の壇原書記長は、「学校現場は長時間労働、過密労働により子供たちと十分に向き合うことができていない。現場を無視した政府方針では長時間労働は解消しない。人員と予算を費やすために力を尽くしたい」と発言、日本医労連の原副中央執行委員長は、「多くの病院が赤字経営で、賞与は20万円も下がった病院もある。このままでは医療崩壊、介護崩壊が起こる。ケア労働者の賃上げの実現で医療、介護を守るために声をあげてほしい」と訴えました。
郵政ユニオンの谷川中央執行委員は、「郵政職場の14万人の非正規社員は、物価高騰で苦しい生活をおくっている。時給は最低賃金プラスアルファほどしかない。なのに、休暇が取れないことが常態化。組合への加入を呼びかけている」とのべ、自治労連の内田中央執行委員は、「災害など緊急対応のため体制拡充が必要なのに、多くの自治体が人員不足により住民サービスを縮小せざるをえない。地域のみなさんといっしょに、命を守る政治と社会をつくるために声をあげよう」と力強く呼びかけました。また、国公労連・全労働の南副委員長は、高齢者に十分な処遇が保証されない国家公務員職場の問題を訴えました。
以 上