連日の猛暑のなか、12時過ぎから人事院前での要求行動を開始しました。主催者あいさつで全労連畑の雅子議長は、「すべての公務労働者が安心して働くことができるように、生活と労働の実態に見合う賃金・労働条件の実現へ奮闘しよう」とのべました。
公務労組連絡会の桜井眞吾代議長は、「日本の低賃金構造を下支えしてきたのは人事院勧告制度だ。すべての労働者の賃上げを求めて奮闘しよう」と呼びかけました。
香月直之事務局長が、人事院勧告を取り巻く情勢と交渉経過について報告、決意表明では、生協労連の岩城伸副委員長、自治労連埼玉県本部の大場さん、全教静岡教職員組合の長澤裕書記長、国公労連・全通信の鶴田智治中央執行委員、佐賀県公務労組連絡会の永尾実議長が訴えました。
最後に、郵政ユニオンの青柳翔太郎中央執行委員のシュプレヒコールで締めくくりました。
人事院前要求行動に先立って、全労連・国民春闘共闘規模でとりくんできた「物価高騰から生活守る大幅賃上げを求める署名」を人事院に提出しました。
署名提出行動には、全労連の寺園事務局次長を先頭に、各単産・地方組織の代表が参加し、人事院の早乙女(さおとめ)参事官に、104,429人分の署名を手渡しました。
人事院前行動の終了後に公務労組連絡会・公務部会は、国会近くの星陵会館において、「今こそ公務員賃上げで生活と公共を守ろう!7・26学習決起集会」を開催しました。
公務部会の佐賀達也事務局次長の司会進行のもと、主催者あいさつで宮下直樹代表委員は、「公的セクターの賃上げが必要と岸田首相が述べても、全く上がっていないのが現状。わたしたちが声をあげ、大幅賃上げを勝ち取ろう」とあいさつしました。
香月直之事務局長は、想定される今夏人事院勧告の内容を中心に情勢報告し、その後、長野県自治労連の本繁書記長、国公労連の浅野龍一書記長、東京都障害児学校教職員組合の野田洋美副委員長が発言し、たたかう決意をのべました。。
九後健治代表委員の閉会あいさつ、桜井眞吾代表委員の団結がんばろうで決意を固めあいました。