No.315
2002年3月18日
公務労組連絡会FAXニュース
◆トップページへ ◆私たちの運動ページへ

公務労組九州ブロック発
〜賃金改善をはかれ、地方切り捨て阻止!民主的公務員制度の確立をめざす〜
「九州ブロック3・11一日総行動」に300人

 3月11日、春うららかな日差しのなか、熱く燃え上がる組合員が、福岡第一合庁と第二合庁前で早朝宣伝行動、第一合庁の裏にある中比恵公園で昼休み総決起集会をおこない、その後人事院九州事務局交渉にとりくみました。
 早朝宣伝行動は、民間のベア予想でも「ゼロ回答」が必至といわれているなか、このままでは4年連続の年収ベース賃下げの可能性もあり、民間の仲間とともに公務労働者が2002年春闘のたたかいをいっそう盛り上げる必要があることや、昨年の人事院勧告の報告で「地方における公務員給与の水準のあり方検討」が示され、いまの調査方法の変更によって本俸の切り下げを許してはならないことなどを訴えました。
 早朝宣伝では、「いま、立ち上がるときです。今春闘勝利めざすために昼休み総決起集会に参加を」と訴えたビラを、約30名が1時間で1,400枚配布しました。
 昼休みの総決起集会では、西村議長(自治労連・北九州市職労)が「3年連続の切り下げで生活が苦しい状況下で、今年の春闘は、くらし・いのちに関わるものとなる。また、今検討されている地域間格差の是正は、地方切り捨ての検討であり、断固としてたたかっていこう」とあいさつし、仙道事務局長(国公九州ブロック)の基調報告、各単産の決意表明、決議文採択とつづき、集会の花形とも言うべきシュプレヒコールは、小野事務局次長(国公・全気象)のコールによっておこなわれました。集会は、約150名の参加で成功しました。
 その後、公務労組九州ブロックの定期総会、人事院九州事務局交渉をおこない、のべ300人の参加で、今春闘勝利をめざしてたたかう熱い気持ちをひとつにした一日総行動となりました。

兵庫県公務共闘発
西播地域の公務労働者が集い宣伝と交流会を開催


 職場の内外で対話と共同を広げ、4月12日の「国民総行動」などを地域から大きく前進させるため、兵庫県の姫路市などを中心とした「西播地域」で働く公務の仲間が、要求を地域に訴え、様変わりする公務職場の交流を行うことを目的に、2月27日夕方から宣伝行動と交流集会にとりくみました。
 当日は、霧雨模様でしたが、宣伝行動は、17時30分から約1時間、JR姫路駅の北側と南側の2か所で実施しました。配布したビラは、参加する各労組からの実態や訴えを内容とする「手作りビラ」を使い、合計1,000枚を配布しました。また、姫路駅北側では西播労連の宣伝カーで、南側はハンドマイクで、それぞれの労組代表が訴えました。
 交流集会は18時30分から姫路労働会館で開催され、60名を超える仲間が参加しました。今回は昨年11月に続く2回目であり「委託化・非常勤化の実態と課題」をテーマに、全教姫路の坂口さんの司会で進められ、各労組代表が報告を行いました。
 郵産労、全医労、全国税、全労働、全建労、高教組、全教姫路などの各職場代表の報告のあと、西播労連の井上議長から、「公務の職場での厳しい実態が報告された。それぞれの職場がもうけ本位、行き当たりばったりの現実だ。一つの労組だけがたたかうだけではダメで、全ての団結で闘おう。小泉改革への批判の高まりは、内容的な支持率低下が本質だ。民間中小零細も団結すべし。『雇用・いのち・暮らし』の改善に4・12国民総決起の運動など全力投球を。西播公務共闘で非常勤職員の資料をまとめて自治体等への運動を!仲間の連帯を確信してがんばろう」と集会のまとめがのべられ、いっそうの奮闘を確認して集会の幕を閉じました。
 次回の交流集会は6月19日に開催する予定です。
以 上